《身動き出来ない感覚で歌う》
声を響かせて歌うときは、全身にかかる負担を受け止めつつ歌うと良いです。特に、全身を揺らし過ぎないことが大切です。身動き出来ない感覚で、全身の力を外に逃がさないように保持しながら歌うと良いです。
《発声時の力の拮抗》
発声時の力を両立か拮抗させることで、高音に至るための支えを作ると良いと思います。上手くバランスがとれると非常に良く響いている割には、自分の声を静かに感じられると思います。
《息を吸った状態の維持》
支えのある声を出すときは、息を吸った状態の脇腹や背中のふくらみを維持しつつ声を出すと良いです。その際は胸郭も広がっていると良いです。また、息は吸うというよりも、勝手に入ってくるようにリラックスしておくことが大切です。
《発声時の空気イスの利用》
呼吸や発声を鍛えるときは、空気イスも有効です。その際は姿勢を良くして頭と背中を壁に付け、ひざは90度に曲げることが大切です。空気イスの状態で声を出したり、呼吸の練習をすると普段の歌唱が安定してきます。
ここの文章は、私が執筆したKindleのボイトレ本の内容から一部を抜粋し、改変したものです。
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